日本トリムグループの考える医療とは「予防」です。その一環として「からだによい水」を暮らしに取り入れる「ウォーターヘルスケアという、新習慣。」を提唱しています。
当社は20年以上に亘り電解水素水に関する産学共同研究を実施し、成果を論文として数多く発表しております。電解水素水整水器には、①健康効果 ②コストが安い(※1)
③エコというメリットがあることから、浄水器の使用者や市販のボトル水等の購入者もやがて整水器へと移行していきます。
現在、「健康経営」の観点から、企業への導入事例も増えてきており、ようやく整水器販売事業は回復基調に乗りました。日本に限らず、海外でも生活習慣病は社会問題であり、整水器の普及により、グローバルに予防医療、医療費削減へ貢献することが、我々の使命です。
医療分野では、「電解水透析Ⓡ」が研究から事業のステージに入りました。電解水透析システム導入施設は35施設に達し(2025年7月時点)、電解水透析療法を受けている患者数は3,000名を超えるまでになりました。学術面では、電解水透析により1年後の生命予後リスクが有意に軽減、さらに粗死亡率は1年間1,000人当たり50.5人(約5%)と全国平均10~11%に比べ半分程度であったとの5年間の実態調査結果や多くの透析患者で問題となっている疲労感を有意に軽減することなどが学術誌で発表されています。電解水透析は、患者の方々のQOL(生活の質)の改善、Well-Beingへの貢献が大いに期待されており、次世代のスタンダード療法としてのグローバルな普及を目指してまいります。
農業では、高知県を初め、その他自治体や大学等と連携して実証を進めるとともに、農業用電解水素水整水器の普及に注力しております。今後、国内のみならず、海外にも積極的に進出したいと考えております。
日本トリムグループの新たな成長軸として、今後の大幅な市場拡大が見込まれる再生医療分野の事業基盤拡大に取り組んでおります。国内最大の民間さい帯血バンク(株)ステムセル研究所を中心に再生医療分野を将来のグループ事業の柱の一つへと成長させてまいります。
日本トリムグループは、グローバルなメディカルカンパニーへの飛躍的成長を目指しております。創業以来変わらぬベンチャー精神をもって、M&Aも視野に、新規事業開拓にも積極的に挑戦してまいります。
2025年7月 吉日
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