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奈良県立医科大学の試験にて確認 新型コロナウイルスを99.99%以上不活性化

奈良県立医科大学微生物感染症学講座及び一般社団法人MBTコンソーシアムの協力のもと、当社技術を用いた貯槽式次亜塩素酸水生成器で生成した次亜塩素酸水の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活性化について評価を行いました。結果として、新型コロナウイルスを20秒で99.95%以上、40秒で99.99%以上不活性化することを確認しました。

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■新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活性化についての評価
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<試験概要>
試験品として当社技術を用いた貯槽式次亜塩素酸水生成器で電気分解し生成した次亜塩素酸水(電解型、平均有効塩素濃度96.4ppm、平均pH6.04)を用いた。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)(感染価1.00×107=10,000,000個)をこの次亜塩素酸水と0秒、20秒、40秒、60秒間作用させた後に、培養細胞に感染させ、その感染価と減少率をプラーク法により調査した。調査は2回行い、平均値を算出した。

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<試験結果>

作用時間 0秒 20秒 40秒後 60秒後
感染価(PFU/ml)

1.00×107

4.00×103

検出限界以下 検出限界以下
減少率(%)

99.955%

99.997%以上

99.997%以上

感染価:ウイルスに感染した細胞の個数を反映している
検出限界値:200未満

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本試験で使⽤した次亜塩素酸⽔(電解型)は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を速やかに不活化することが判明した。なお、浮遊するウイルス、⼈体への影響については検証を⾏っていません。

本試験結果は以下よりご覧いただけます。
https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/mbtsars-cov-2-page3.html

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■奈良県立医科大学とは
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奈良県立医科大学は、Medicine-based Town(医学を基礎とするまちづくり)をコンセプトに、産業創生やまちづくりに医学の知見を注入するという構想のもと活動に取り組んでいます。

□創立年月:1945年(昭和20年)4月創立
      2007年(平成19年)4月地方独立行政法人化
□理事長・学長:細井 裕司
□ホームページ:http://www.naramed-u.ac.jp/

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■一般社団法人MBTコンソーシアムとは
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MBTコンソーシアムは、医学的知識をすべての産業に投入してイノベーションを起こすMBT(Medicine-Based Town、医学を基礎とするまちづくり)の理念を達成するために設立された一般社団法人で、現在ほぼすべての業種から190社以上が参加しています。

□設立年月:2016年(平成28年)4月設立
□理事長:細井 裕司
□ホームページ:http://mbt.or.jp/


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