| 専門医が語る「腎臓病を進行させないために今、知っておくこと」 11月21日(金)より、腎臓サポート協会のYouTubeチャンネルにてアーカイブ動画を公開 |
当社は、2025年11月15日(土)に開催された、NPO法人 腎臓サポート協会(東京、理事長:雁瀬美佐、以下「腎臓サポート協会」)主催の腎臓を守るためのオンライン市民公開講座「腎臓病を進行させないために今、知っておくこと」に共催企業として参加し、11月21日(金)より腎臓サポート協会 公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ動画が公開されました。
当社は電解水素水の可能性を広げるため、国内外の研究機関と研究を重ねてきました。透析後疲労の軽減・合併症の低減を目指す「電解水透析®」技術や、電解水素水の医療分野への応用研究に取り組んでいます。
本講座は、腎臓病に関する正しい知識の普及と生活習慣改善による腎臓病予防の啓発を目的としたオンライン形式の公開セミナーで、医療現場の第一線で活躍する医療従事者が登壇し、日常生活の中で腎臓を守るための実践的なポイントを紹介します。
聖路加国際大学・中山昌明先生の講演の中で、中山先生が取り組まれている「電解水素水」「電解水透析」研究についてご紹介いただいています。
当社は、本取り組みを支援し、今後も健康寿命の延伸に貢献してまいります。
■「腎臓病を進行させないために今、知っておくこと」概要
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・イベント名 ・開催日 ・アーカイブ視聴方法
② 慢性腎臓病を進行させないために生活習慣を見直しましょう ③ それならできる!から始めましょう。食事療法の心得 8つの術 ④ 慢性腎臓病をデメリットにしない 画像診断の進歩で実現する「腎臓にやさしい」早期発見 |
■NPO法人 腎臓サポート協会 理事長 雁瀬美佐様 コメント
当協会は2001年に設立され、腎臓を健やかに保つことを通した健康増進支援活動、慢性腎臓病の重症化予防やQOL(生活の質)を高めるための情報提供、腎代替療法が必要な方への適切な支援・啓発を行っています。患者さんやご家族が、腎臓を守り少しでも健やかに過ごすための最新の情報を、是非ご視聴ください。
■電解水透析®とは
腎不全患者の治療に用いられる血液透析は、水を大量に使用する治療法で1回あたり約120リットルの水を使用します。当社は、この“水”に、1997年に九州大学との共同研究で抗酸化作用を確認した “電解水素水”を応用することを世界で初めて着想し、「電解水透析®」の取り組みを開始しました。そして2005年からの東北大学をはじめとした研究機関との産学共同研究により、「電解水透析®」において水素分子(H2)が作用因子として抗酸化作用を発揮し、生体適合性を高めることを突き止めました。その後、臨床データの取得と共に透析システム(国内外特許取得)の開発にも取り組み、2011年に「電解水透析®システム」を発売、2020年には標準化タイプの「電解水透析用水作製装置」を発売しております。現在、日本では37施設に導入され、「電解水透析®」を受けられる病床数は累計1127床です。(2025年9月末現在)
■ご参考:代表的な「電解水透析®」に関する掲載論文
(1)Renal Replacement Therapy (2016) 223(総説論文)
「抗酸化療法としての水素分子:血液透析への臨床応用と展望」
URL:https://www.nihon-trim.co.jp/news/1554/
(2)Scientific Reports (2018) Jan 10;8(1):254 (5年間の前向き観察調査)
「電解水透析は血液透析患者の死亡・心脳血管合併症発症リスクを41%低減」
URL:https://www.nihon-trim.co.jp/research/1048/
(3)Renal Replacement Therapy(2021)7:37
「電解水透析は透析関連疲労の原因酸化ストレスを低減」
URL:https://rrtjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s41100-021-00353-9
(4) Renal Replacement Therapy (2021) 7:58
「電解水透析で重度の透析関連疲労感をほぼ消失」
URL:https://www.nihon-trim.co.jp/research/3829/
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