炭酸水を飲み過ぎるとどうなる?炭酸水の飲み過ぎによる影響を知ろう

炭酸水が近年ブームになっていますよね。

これから炭酸水を飲んでみたいと思っている方、すでに飲んでいるという方さまざまだと思いますが、しばしば疑問として挙げられることも多いのが「炭酸水を飲み過ぎるとどうなるの?」ということ。

  • 炭酸水を飲むのに適した量はある?
  • 飲み過ぎると体に悪影響はある?

炭酸水の飲み過ぎによる影響について、調べてみました。

炭酸水を飲み過ぎても基本的には問題ない!

最近では、普通の水の代わりに炭酸水で水分補給をしている方も増えています。1日に必要と言われる水の量は、およそ1.2ℓ。

では、この量の水分補給を水の代わりに炭酸水で行ってもよいのでしょうか?

水にガスを加えただけの無糖の炭酸水であれば、基本的には普通の水と同じように飲んでも問題はないと言われています。もちろん、初めて飲む方にとっては飲みづらく感じられることもあると思いますので、まずはコップ一杯程度から始めていただくのがおすすめです。

飲み過ぎが問題になるのは、糖分を含む炭酸飲料の場合です。これは飲み過ぎによって肥満や高血糖を引き起こすこともありますので、注意が必要です。

炭酸水の飲み過ぎで体調不良が起こるケースもある?

炭酸水を飲み過ぎても基本的には影響がないと述べましたが、体調や飲み方によっては体調不良が起こるケースもあると言われています。

胃痛

炭酸水を適量飲むことで、ガスが胃を刺激して食欲を増進させると言われています。しかし飲み過ぎたり、元々胃の弱い方が炭酸水を飲んだりすると、胃が強く刺激されて胃痛などが生じることがあるそうです。

心配な方は少量ずつから飲み始めるようにするほか、一度にたくさん飲み過ぎないように気を付けてください。

膨満感、ゲップ

炭酸水を飲み過ぎると、炭酸ガスによって胃が膨らみます。そのためダイエット中の方の中には、食べ過ぎ予防のために食前に炭酸水を飲む方もいます。

ただし飲み過ぎると膨満感が生じたり、ゲップが出たりすることもあります。特に逆流性食道炎の方などは注意が必要です。

下痢

炭酸ガスには腸を刺激し、蠕動運動を促進する作用があると言われています。特にマグネシウムを多く含む硬水の炭酸水は便秘解消に役立つとして飲用している方も多いようです。

ただし飲み過ぎは下痢の原因にもなりますので、適量を心がけるようにしましょう。

骨や歯への影響

「炭酸水は骨や歯を溶かす」というのを聞いたことがあるかもしれませんが、実際のところどうなのでしょうか?

骨や歯を形成するカルシウムは、酸に溶けやすい性質を持っています。炭酸水の多くは酸性であるため、骨や歯に影響があると言われることがあるのです。

ただし炭酸水が直接骨に触れることはありませんし、歯についても、唾液によって酸が中和されるため、影響はほとんどないと考えられています。ただし果汁入りの炭酸水などは酸性の度合いがやや強くなりますので、飲み過ぎには注意したほうがよいかもしれません。

<参考>

「『炭酸飲料が歯を溶かす』という通説は本当か?」東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/115727

まとめ

それでは最後に、炭酸水の飲み過ぎによる影響についてまとめておきます。

  • 無糖の炭酸水であれば、飲み過ぎてもほとんど問題はない
  • 胃腸が弱い方は、炭酸水の飲み過ぎによる胃痛や膨満感、下痢などに注意が必要

<参考文献>

「炭酸水は無糖なら水代わりに飲んでもOK?」NIKKEI STYLE ヘルスUP https://style.nikkei.com/article/DGXMZO14555100X20C17A3000000/

「『炭酸飲料が歯を溶かす』という通説は本当か?」東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/115727

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