アルカリイオン水と水素水の違いは?

アルカリイオン水と水素水、どちらも水にこだわる方から注目を集めるようになっています。

  • この2つ、同じもの?
  • 違うもの?

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

アルカリイオン水と水素水の違いについて詳しく解説します。

アルカリイオン水とは

アルカリイオン水とは、整水器と呼ばれる家庭用電解水生成器によって水道水を電気分解することにより、陰極側に生成される水のことを指します。

水道水を電気分解すると、陰極側にはカルシウムイオン、マグネシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウムイオンといった陽イオンが引き寄せられます。

また陰極側では水分子自体の還元反応が起こり、水素と水酸化物イオンが発生します。つまり陰極側に生成される水は、弱アルカリ性で水素を含むという性質を持つのです。

整水器は医薬品医療機器等法において胃腸症状の改善に効果が認められた医療機器であり、承認を得た製品には承認(認証)番号が付与されています。

<参考>

「アルカリイオン整水器及びアルカリイオン水とは」アルカリイオン整水器協議会 http://www.3aaa.gr.jp/whatsalkali.html

アルカリイオン水と電解水素水

整水器でつくられるこの水は、当初アルカリ性であるという点に着目して効果の確認が行われていたため「アルカリイオン水」の名前で呼ばれることになりました。

しかしその後の研究によって水素の作用に注目が集まるようになり、最近では「電解水素水」や「電解還元水」などと呼ばれることが多くなっています。つまり、アルカリイオン水と電解水素水は同じものということになります。

ただし医療機器として認証された整水器で生成されたもの以外に関しては、同じような名称を用いていても性質が異なる場合がありますので注意してください。 

<参考>

「アルカリイオン水の生成方法と性状」アルカリイオン整水器協議会 http://www.3aaa.gr.jp/method.html

アルカリイオン水と水素水の違い

では、アルカリイオン水=水素水かと言うと、そうは言えません。水素水の中には、水道水を電気分解することによって生成される電解水素水以外にも、さまざまな種類があります。

例えば、金属マグネシウムを添加することによってつくられる水素水。金属マグネシウムが水中の酸素と結びつくことで、水素が析出されるという仕組みです。飲用水に入れるスティックタイプとして多く流通しています。

もう一つは、飲用水に水圧をかけて水素ガスをバブリングするタイプ。容器入り水素水の多くがこの方法でつくられているほか、サーバータイプとしても流通しています。

電解水素水が弱アルカリ性を示すのに対し、これらの水素水は中性のものが多いです。また、原水として水道水ではなくミネラルウォーターが使われていることもあります。

整水器(家庭用電解水生成器)でつくられた電解水素水以外の水素水に関しては、胃腸症状に対する効果は認められていません。

まとめ

それでは最後に、アルカリイオン水と水素水の違いをまとめておきます。

  • アルカリイオン水とは、整水器によって水道水を電気分解することにより陰極側に生成される水のこと
  • アルカリイオン水は水素を含むことから、「電解水素水」と呼ばれることもある
  • 水素水の中には、アルカリイオン水(電解水素水)以外にもさまざまな種類がある

<参考文献>

アルカリイオン整水器協議会  http://www.3aaa.gr.jp/