トリム・ミズラボ 水素水とアルカリイオン水の違いは? | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム
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1957年に水道法が施工され、飲料水は「井戸水」から「水道水」へと転換されていきました。

飲み水は消毒され、一定の安全性を得ることができましたが、消毒方法に対する人々の懸念は「より安全で清浄な水」を求めるようになりました。

そして近年では、それに加えて「おいしい水」さらには「体に良い水」を求める傾向が強くなり、そういった水の一候補として「水素水」にも注目が集まっています。しかし、この「水素水」にもいくつかのカテゴリーがあり、また「アルカリイオン水」ともしばしば混同されがちです。

今回は水素水とアルカリイオン水それぞれのカテゴリーを紹介していくことで、その違いを明らかにしていきたいと思います。

水素水とは

水素水とは、水素(水素分子)を含んだ水の総称で、カテゴリー名として使用されることが多い名称です。

しかし、水中にどのくらいの水素が含まれているかといったことは、特に定義として決まっておらず、商品のラベル表記にも水素濃度に関する記載はありません。商品によっては水素の脱気を防止するパッケージを採用していないため、「水素水」と称していても実際には水中に水素がほとんど残っていないケースも多々あるようです。

一般的にはボトリングされ水素水として販売されている商品の多くは「清涼飲料水」に分類されます。

また、水素水を生成する装置として販売されている商品もあり、これらについては「日用品・雑貨」もしくは医療認可を取得した「医療機器」のどちらかに分類されます。

水素水のカテゴリーに含まれる代表的なものとしては、次のようなものが挙げられます。

・ペットボトル入り水素水
・缶入り水素水
・アルミパウチ入り水素水
・水素スティック(マグネシウム触媒など)
・アルカリイオン水
・電解水素水
・電解還元水
・還元水素水

アルカリイオン水とは

アルカリイオン整水器協議会HPでは、「アルカリイオン水」は電気分解によって生成されたアルカリ性で水素を含んだ水の通称とされています。他方、アルカリイオン水と称して販売されるものの中には、単に水を「アルカリイオン化」することで口あたりの良さと味の良さを売りにしている商品もあります。そのような商品はアルカリイオン水と称されていても「水素を必ず含有している」とは限りません。

一般消費者にとっては、このあたりが水素水とアルカリイオン水の区別をややこしくしているのかもしれません。

また、各販売会社が電気分解によって生成された水素水を「アルカリイオン水」と呼ばず、独自の名称(電解水素水、電解還元水、還元水素水)で呼ぶことの理由としては、こういった背景もあると考えられます。

医療認可を取得した整水器

水素を含んだアルカリイオン水を生成する機器で、家庭用医療機器として厚生労働省から医療認可を取得したものを「整水器」といいます。他方、業務用などで医療認可を取得していない機器で整水器と称するものもあります。

家庭用医療機器は、JIS規格に基づいて認証を得る必要があり、その審査は安全性・有効性および品質の確保といった観点で実施されます。認証を得たものには医療機器認証番号(承認番号)が与えられ、その番号を製品本体やカタログに明記する必要があります。そして、このような整水器から生成されるアルカリイオン水には「胃腸症状の改善効果」が認められています。

日本トリム・東京大学・九州大学の共同研究※によると、電解水素水整水器によって生成されるアルカリイオン水(電解水素水)は、水素ガスをバブリングした同濃度の水素水よりも、細胞内の活性酸素除去能力が約5倍高いと論文で発表されています。同じ水素水でも「電気分解という過程」を経て生成されるアルカリイオン水には、大きな価値があると言えるでしょう。

PLOS ONE(プロスワン)
「電解水素水は同水素濃度の水素水に比べ HT1080 細胞の細胞内活性酸素消去能力が強い」※
https://www.nihon-trim.co.jp/research/971/

電解水素水整水器は単なるアルカリ性のお水を作るだけでもなく、水素をバブリングするものでもありません。

電気分解によって生成した水素を水に含有させ、アルカリ性にしている為、日本トリムでは「電解水素水」という独自の名称が使われています。

さいごに

「水素水」という名称は、主にカテゴリー名称として使用されることが多いようです。それに対して「アルカリイオン水」という名称は、水素水カテゴリーに含まれる水で、なおかつ電気分解という過程を経て生成された水を指していることが多いようです。もちろん、販売会社によって「定義のゆれ」や「名称の違い」はありますので、購入する際は各販売会社への確認が必要です。

しかし大切なことは、その水の「名称」ではなく、その水がもつ「能力」ではないでしょうか。例えば、前述したように電気分解されて生成されたアルカリイオン水と、電気分解されずに水素を吹き込んで(バブリングして)生成された水素水とでは、大きな違いがあります。こういった知識を深めていくことで、きっと自身にあった水を見つけることができるはずです。

                                                     <参考文献>
厚生労働省「水道水の施行について」
(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta5399&dataType=1&pageNo=1)
アルカリイオン整水器協議会「よくあるご質問」
(https://www.3aaa.gr.jp/faq.html)
キリンホールディングス株式会社「アルカリイオンの水ができるまで」
(https://www.kirin.co.jp/softdrink/alkali/product/process.html)