美容とミネラルウォーターの3つの関係とは

美容のためにミネラルウォーターを飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。最近では国内外のさまざまなミネラルウォーターが利用できるようになり、毎日の水分補給にも役立てられています。

  • ミネラルウォーターは美容に役立つ?
  • 選ぶ際のポイントは?
  • 美容のための上手な飲み方は?

知っておきたい美容とミネラルウォーターの関係をまとめました。

ミネラルウォーターは美容にいい?

美容のためにミネラルウォーターを飲んでいるという方も多いかもしれませんが、実際のところミネラルウォーターは美容に役立つのでしょうか。

ミネラルウォーターとは、地下水などをくみ上げてろ過・沈殿・加熱殺菌などの処理を施し、容器詰めにしたものです。地下を移動または滞留中に土壌中のミネラルを溶かし込むことから「ミネラル」の名が付けられていますが、その含有成分や含有量には差があり、中には水道水とほとんど変わらないものもあります。

ですから、ミネラルウォーターを飲めば必ずしもミネラルが摂取できるというわけではありません。 ただし、ミネラルウォーターであれ水道水であれ、水を飲むことには美容に対する次のような効果が期待されています。

  • 血流がよくなり、新陳代謝がアップする
  • 腸の蠕動運動を促進し、便通を整える

水道水をそのまま飲むのは抵抗がある…という方でも、お気に入りのミネラルウォーターを見つけて利用することによって、より水分補給が楽しめるようになるということも多いようです。

また、外出先でも手軽に水分補給ができるのがミネラルウォーターの魅力です。

ミネラルウォーターの硬度と美容の関係

美容のためにミネラルウォーターを選ぶ際の基準の一つが、「硬度」です。硬度とは、マグネシウムとカルシウムの合計含有量の指標。

WHOの分類では、以下のようになっています。

  • 軟水 0~60mg/L未満
  • 中硬水 60以上120mg/L未満
  • 硬水 120以上180mg/L未満
  • 非常な硬水 180mg/L以上

国産のミネラルウォーターには軟水のものが多いのに対し、ヨーロッパのミネラルウォーターは長い年月をかけて土壌中のミネラルを溶かし込むことから、硬度が高くなっています。また、軟水はクセが少なく飲みやすいですが、硬水はややクセのある味わいです。

美容への効果という点では、軟水・硬水それぞれにメリットとデメリットとがありますので、用途に合わせて使い分けることが大切です。

軟水

  • まろやかで飲みやすいため、日々の水分補給に活用しやすい
  • 代謝アップにつながり、肌やダイエットのためにもよい
  • 含まれているミネラル成分は少ないため、ミネラルの補給は期待できない

硬水

  • マグネシウムやカルシウムといったミネラルの補給が期待できる(運動後など)
  • マグネシウムが便秘解消に役立つ
  • クセが強いため、十分な量は飲めないこともある
  • 普段飲み慣れない人が飲むと、お腹を壊すこともある

<参考>

「Q&A集」一般社団法人日本ミネラルウォーター協会 https://minekyo.net/publics/index/7/

美容のためのミネラルウォーターの飲み方

美容のためには、ミネラルウォーターの飲み方にもこだわる必要があります。 具体的には以下のようなポイントに注意しましょう。

飲む量

私たちの体からは、汗や尿、呼吸として常に水分が失われています。 およそ60%と言われる体内の水分量を保持するためには、1日におよそ1.2ℓの水分補給をするとよいと言われています。

飲むタイミング

水分補給は、少量ずつこまめに行うことが大切です。起床時、食事中、運動前後、入浴前後、就寝前などのタイミングで水を飲む習慣を身に付けましょう。 一度に飲む量はコップ一杯程度が目安です。

温度

喉が渇いたときには冷えた水がおいしく感じられますが、美容のためには冷たすぎる水はNG。常温あるいは11~15℃くらいの水を飲むようにしましょう。

<参考>

「『健康のため水を飲もう』推進運動」厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

まとめ

それでは最後に、美容とミネラルウォーターの関係をまとめておきます。

  • ミネラルウォーターが美容にいいとは一概には言えないが、水を飲むことは美容に一定の効果がある
  • 軟水は飲みやすく水分補給に活用しやすいが、ミネラルはあまり含まれていない
  • 硬水はミネラルの補給に役立つが、クセが強く、胃腸に負担がかかりやすいので注意が必要
  • 美容のためには、1日およそ1.2ℓの水を、少量ずつこまめに飲むことが大切

<参考文献>

「『健康のため水を飲もう』推進運動」厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

一般社団法人日本ミネラルウォーター協会 https://minekyo.net/

藤田紘一郎監修 「ミネラルウォーターの処方箋」 日東書院本社

井上正子監修『基礎知識からわかるミネラルウォーターBOOK』新星出版社