ゴルフと水分補給 健康のために知りたい3つの関係

ゴルフは健康やコミュニケーションのためのスポーツとして人気のスポーツです。ゴルフを楽しむ際に忘れてはならないのが、水分補給。正しい水分補給は、脱水症や熱中症を防ぎ、健康的にゴルフを楽しむための欠かせないものです。

そこでここでは、ゴルフを楽しむ前に知っておきたい水分補給の基礎知識をまとめました。

ゴルフ中に水分補給が大切な理由

スポーツ中の水分補給の重要性は今や広く知られるようになりましたが、ゴルフにおいてももちろん水分補給は大切です。

ゴルフはそれほど激しい運動ではないと思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。ゴルフをしている最中には、たくさん歩くことになります。その歩数は、1日に1万歩近くに上るとも言われています。

さらにゴルフは、真夏の炎天下で行われることも多いスポーツです。午前と午後、合計5~6時間も太陽の下で体を動かすこともあります。 目に見えて発汗量が多いときでなくても、じんわりとかいた汗によって多くの水分が失われることもあります。

ですから、失われていく分の水分をきちんと補給する必要があるのです。

ゴルフ中の脱水の危険性

では、ゴルフ中に水分補給を怠るとどうなってしまうのでしょうか?

ゴルフ中には、心筋梗塞や脳梗塞を起こして倒れたり、最悪の場合には突然死してしまったりするケースがあることが知られています。ゴルフは早朝から行うスポーツであることに加え、ショット時のストレスなどによって血圧が上がりやすいためだと言われています。

そしてもう一つの原因として挙げられるのが、脱水です。 汗として失われた水分を補給しないと、体は水分不足になり、血液は粘性の高いドロドロの状態になります。そして心臓や脳の血管を詰まらせてしまうのです。

また先にも述べた通り、太陽の下で行うゴルフは熱中症にも注意が必要なスポーツです。熱中症では、めまいや筋肉の痙攣、頭痛や吐き気、意識障害などが起こるほか、最悪の場合は死に至ることもあります。

熱中症を予防するためには、衣服を調節したり、日陰で休んだりするといったことに加えて、水分補給も欠かせないポイントになります。

<参考>

一般財団法人茨城メディカルセンター 「夏のスポーツは水分補給が肝心!ゴルフやマラソン、登山で起こる脱水症状の怖さとは(2015年7月)」  http://imc.or.jp/archives/mamechishiki/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AF%E6%B0%B4%E5%88%86%E8%A3%9C%E7%B5%A6%E3%81%8B%E3%82%99%E8%82%9D%E5%BF%83%EF%BC%81%E3%80%80%E3%82%B3%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%95

ゴルフ中の水分補給の仕方

では、ゴルフ中にはどのように水分補給をしたらよいのでしょうか。

水分補給のタイミング

運動中の水分補給で大切なことは、喉の渇きを感じる前に、タイミングを決めて意識的に行うということです。例えば15分ごとなどといった時間で区切るのも一つ。

ゴルフ中であれば、各ホールで水分補給を行うのもよいと思います。一度にたくさん飲んでも体に吸収されませんので、飲む量はコップ一杯程度(100~200ml)にしておきます。

また、プレーの前にあらかじめ水分補給をしておくことも大切です。前の日にお酒を飲み過ぎてしまうと体が脱水状態になってしまいますので、ゴルフをする前の日の過ごし方にも注意しましょう。

何を飲むか

ゴルフ中の水分補給では、飲み物にも気を付ける必要があります。発汗量がそれほど多くない場合には水を飲めば十分ですが、高温下などで発汗量が増える場合には、水分と共に塩分の補給もする必要があります。0.1~0.2%の食塩水、またはナトリウム40~80mg/100mlの飲料が適していると言われています。 また、糖分が4~8%含まれている飲料はエネルギー補給に役立ちます。

昼食時のビールが楽しみという方も多いかもしれませんが、これはおすすめできません。アルコール、特にビールは利尿作用が強く、水分補給のつもりがさらに脱水を進行させてしまうのです。プレー中は、水またはスポーツドリンクなどを飲むようにしましょう。

まとめ

それでは最後に、ゴルフ中の水分補給についてまとめておきます。

  • ゴルフは運動量が大きく、炎天下で行うことから、発汗量に見合う水分補給が欠かせない
  • ゴルフ中の脱水によって、心筋梗塞や脳梗塞、熱中症の危険性が高まる
  • ゴルフ前後のほか、ゴルフ中はホールごとなどといったタイミングを決めてこまめに水分補給を行うようにする
  • 水分補給には、水、または塩分濃度0.1~0.2%の飲料を活用するとよい

<参考文献>

一般財団法人茨城メディカルセンター 「夏のスポーツは水分補給が肝心!ゴルフやマラソン、登山で起こる脱水症状の怖さとは(2015年7月)」  http://imc.or.jp/archives/mamechishiki/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AF%E6%B0%B4%E5%88%86%E8%A3%9C%E7%B5%A6%E3%81%8B%E3%82%99%E8%82%9D%E5%BF%83%EF%BC%81%E3%80%80%E3%82%B3%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%95