天然水をおいしく飲もう!天然水とは、硬度、サーバーの使い方 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム

天然水をおいしく飲もう!天然水とは、硬度、サーバーの使い方

天然水を飲んでいるという方、増えていますよね。
スーパーやコンビニ、通販などでも、さまざまな種類の天然水を目にするようになりました。
毎日の水分補給はもちろん、お料理などにも天然水を活用している方もいます。

でも、天然水ってそもそもどんな水?
どんな楽しみ方がある?
天然水のことを知って、もっと上手に楽しみましょう!

天然水とは?

「天然水って何だかよさそう」と思っている方も多いかもしれませんが、そもそも天然水とはどのような水なのでしょうか。
天然水は、地下水をくみ上げて容器詰めにしたミネラルウォーターのうち、「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」と呼ばれるものです。

具体的には、原水にろ過・沈殿・加熱殺菌処理のみを加えたものが天然水と呼ばれます。
ミネラルの調整といった人工的な処理が施されていないため、“大自然の恵み”を抱いている方も多いようです。

日本の天然水は多くが軟水で、まろやかで飲みやすいのが特徴です。
一方ヨーロッパの天然水はミネラルを多く含んだ硬水や、天然の炭酸ガスを含んだ水が多いと言われています。
また、ヨーロッパでは原水に対する基準が非常に厳しいため、加熱処理は行わないのが一般的です。

天然水の硬度、成分

天然水を選ぶ際のポイントには、硬度や成分があります。
硬度とは、水に含まれるミネラル(マグネシウムとカルシウム)の合計含有量の指標です。
硬度が高いものを「硬水」、低いものを「軟水」と呼びます。

硬水の天然水はミネラルの補給に役立ちますが、普段軟水を飲んでいる方にとってはやや飲みづらく感じられるほか、大量に飲むとお腹を壊すこともあると言われています。

これら以外にも、ナトリウムやカリウム、バナジウムなど、天然水によって含まれている成分は異なります。
どのような成分が含まれているか、それらの成分にどのような作用があるのかを確認した上で天然水を選ぶことが大切です。

天然水サーバーを使おう

天然水を楽しむ方法として近年注目を集めているのが、サーバーです。
ペットボトル入りの天然水は手軽に使えて便利ですが、その都度購入しなければならなかったり、冷やしておく手間や、ゴミ出しの手間がかかったりしますよね。

天然水サーバーなら、水の入ったボトルを機器にセットし、電源を入れておくことで、冷水と温水をいつでも手軽にくみ出すことができます。
冷水は毎日の水分補給はもちろん、お酒の水割りや水出しのお茶にもぴったり。
温水は温かい飲み物を淹れたり、赤ちゃんのミルクを使ったりするのに便利です。

天然水のボトルは12ℓ入りのものが1500円前後です。
自宅まで配送してもらえるのも嬉しいですね。
長く使い続けられるように、天然水の種類やコスト、サーバーのデザインなどを確認した上で選ぶことが大切です。

まとめ

それでは最後に、天然水についてまとめておきます。

  • 天然水とは、地下水にろ過・沈殿・加熱以外の処理を行わないもの
  • 天然水には硬度の違いや、含まれている成分の違いがある
  • 天然水サーバーを使えば、手軽に冷水と温水を使うことができる

<参考文献>
「硬度」厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000178391.pdf)
「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/dl/s0723-16c_0005.pdf)
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会
(https://www.jdsa-net.org/)