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水を飲むと痩せると言われる理由とは?水を飲む際の注意点も知っておこう

最近では「炭水化物抜きダイエット」や「糖質制限ダイエット」など、様々なダイエット方法が書物やWEB記事などであふれています。いろいろな方法を試しているけれど、どれが自分に合っているのか解らない!という人も多いのではないでしょうか。その中からひとつのお手軽な方法として意識的に「水を飲む」ことにフォーカスしてみましょう。

この記事では「水を飲むと痩せる」と言われる理由や「どのくらいの量を飲めば適切」なのかをお話していきます。併せて水を飲む際の注意点も見ていきましょう。

そもそも人間には水がどれくらい必要?

まずは、人間の体に水がどれくらい必要なのかを見てみましょう。厚生労働省によると、成人男性の場合、1日あたりの水分摂取量・排泄量はそれぞれ2.5L程度とされており、その内訳は以下のようになっています。

水分摂取量

食事:1.0L

体内でつくられる水:0.3L

飲み水:1.2L

水分排泄量

尿や便:1.6L

呼吸や汗:0.9L

上記の表から分かるように、人間は食事からも水分を摂取しています。また、タンパク質や炭水化物、脂肪などの代謝により、体内でも水が作られます。つまり、人間が飲み水として必要な量は、それらを差し引いた「1.2L」となります。

ただし、たくさん運動したり暑い環境で過ごしたりする場合は、通常より多く汗をかくため、そのぶん水分補給量も多めにするなど、状況により、ある程度の調整をすることも大切です。

水を飲むと痩せると言われる理由とは?

次に、とても気になる、なぜ水を飲むと痩せると言われているのかについて。その理由として、上の3つが考えられています。

代謝がよくなるから

水を適切に摂ると、体の代謝をスムーズにしてくれる効果が期待できます。

代謝とは、食べたものから必要な栄養素を取りこみ、不要なものを体外へ排出するという一連の流れです。

栄養の運搬や老廃物の排出は血液によって行われますが、血液の半分以上を占める血漿(けっしょう)は、約9割が水分です。そのため水分が不足すると血流が悪くなり、代謝が正常に行われなくなってしまいます。代謝が悪くなると、体内に老廃物が溜まりやすく、汗もかきづらくなり、ダイエットには悪影響。

適切な水分補給をすることで、このような事態を予防しやすくなります。

このことが、「水を飲むと痩せる」と言われる理由となっています。

食べ過ぎを予防できるから

食事中に水を一緒に飲むと、食べるペースがゆっくりになるため、満腹感を得やすくなります。いつもより少ない食事量で同じ満腹感が得られれば、それだけ摂取カロリーを少なくできるでしょう。もちろん、水だけでお腹をいっぱいにするのはいけませんが、食事中の適度な水分補給は食べ過ぎ予防に効果的です。

排便を促すから

十分な水分摂取は便がやわらかくなり排便を促す効果が期待できます。便秘によって増える腸内の悪玉菌は肥満と密接に関わっているとされるため、適切な水分補給で排便を促し、腸内環境を整えることで肥満を改善しやすくなります。

適切な水分補給とともに規則正しい食生活を意識し、食物繊維を含む食材を食事に取り入れるなどすると、より健康的にダイエットができるでしょう。

痩せるために水を飲む際の注意点

「痩せるために水を飲もう」と考えている場合、上記4つの注意点を理解しておくことが大切です。健康的に痩せられるよう、以下ではこれらの注意点について詳しく説明します。

一度にたくさんの量を飲みすぎない

1日あたりの水分摂取量の目安が1.2Lであっても、一度にたくさんの水を摂取するのは望ましくありません。短時間で多くの水を飲むと苦しくなったり、お腹を壊したりする可能性もあります。

水分が不足しがちなタイミングは以下となります。

  • 朝起時・就寝時
  • 運動の前後
  • 食事を摂取するとき
  • 入浴前後
  • 飲酒中

これらのタイミングに合わせて小まめに水を飲むように意識するだけで、普段あまり水を飲む習慣がない方も、とりいれやすくなるかと思います。

また「たくさん汗をかいたな」「のどがよく渇くな」と思ったときには既に身体が水分不足となっているため、積極的に水分をとるように心がけましょう。

すぐに生活習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、お水を飲みやすいタイミングを知り、日常生活に少しづつとりいれていくだけで、自然と痩せやすい習慣が身についていきます。

冷たい水を飲みすぎない

スポーツをした後やトレーニングの後、真夏の暑いときなどは、キンキンに冷えたお水が飲みたくなります。

しかし、冷たい水を必要以上に飲みすぎると、身体を冷やし、胃にも負担を与えてしまいます。また、血液の温度が下がって血流が悪くなり、内臓脂肪も燃焼しづらくなることに。

そのため、どうしても冷たい水を飲みたい時以外はなるべく15~25度くらいの常温か、ぬるめの白湯を飲むと、身体への負担もなくダイエットに繋がりやすいため、おすすめです。

お手洗いを我慢しない

普段よりも水を飲む量が増えると、体内の水分量が増えるので、自然とお手洗いも近くなりやすいです。

こまめにお手洗いへは行きづらいこともあるかもしれませんが、我慢しすぎないように気をつけましょう。

こまめにお手洗いに行くことで、膀胱炎などのトラブルも起きにくくなります。身体の老廃物を溜め込まずに排出できるので、常に体内をきれいな状態にすることができるでしょう。

毎日継続することが大切

「代謝をスムーズにする」「老廃物をためこまない」など少しづつ体質が改善されていき、健康で痩せやすく、太りにくい身体になっていきます。

「短期間に体重を減らす」という目的ではなく、体質から改善していき、長く健康で綺麗な体系を維持できる、長期的な視点で続けていきましょう。

まとめ

「水を飲むと痩せる」とされている理由や「人間に必要な水分量」「水を飲むときの注意点」をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

よくいわれている「水を飲むと痩せる」の理由がわかってきたかと思います。

ライフスタイルによって人の生活は様々ですが、水を飲むことを意識してみるだけで体質改善ができ、ダイエットにつながるというのは嬉しいですね。皆様が健康的に痩せるためのご参考となりましたら幸いです。

<参考文献>
「「健康のため水を飲もう」推進運動」厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html)
「体内での水分の働き」サントリー
(https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/science/11/)
「水は1日どれくらい飲めば良いか」公益財団法人長寿科学振興財団
(https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/water.html)
「便秘と食事」厚生労働省
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-010.html)
「腸内細菌と健康」厚生労働省
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html)