話題のこんにゃくパフとは?気になる効果や使い方 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム

話題のこんにゃくパフとは?気になる効果や使い方

皆さんは普段どのような方法で洗顔をしていますか?
多くの人は手の上で洗顔料を泡立て、その泡のついた手をお肌にあてながら洗顔しているのではないでしょうか。
この洗顔方法はもっともポピュラーで、簡単な方法と言えるかもしれません。

しかし、このような洗顔方法では、お肌についている汚れをきれいに落としきれない場合があります。
特にお鼻の周辺は、洗顔後であってもザラついていたり、黒い角栓が残ったままだったりすることはよくあります。
こういった汚れをきれいに洗い落とすという話題のアイテムに「こんにゃくパフ」があります。
こんにゃくパフは百円ショップなどでも売られているお手軽な美容アイテムの一つで、スキンケアを気にする多くの女性から人気があります。

今回はこの「こんにゃくパフ」の効果や使い方、保管方法や注意点などについて紹介していきたいと思います。

こんにゃくパフとは

こんにゃくパフ

こんにゃくパフとは、こんにゃくからつくられた洗顔用のパフです。
同じものを指して「こんにゃくスポンジ」「洗顔用凍りこんにゃく」「こんにゃくタワシ」などと呼ぶこともあります(以下「こんにゃくパフ」)。

原料であるこんにゃくの成分は9割以上が水分で、残りは主にグルコマンナン(食物繊維)で出来ています。

このこんにゃくを冷凍すると、内部の水分が凍って氷ができます。そしてその状態から解凍すると、内部の氷が水になってグルコマンナンの隙間から流出し、その部分に空洞が形成されます。
この工程を何回か繰り返すことによって、こんにゃくの内部にはグルコマンナンだけが残り、まるでスポンジのようなこんにゃくが出来上がるのです。

このような製造方法が確立されたのは明治時代後期と言われていますが、江戸時代には既に「赤ちゃんの肌洗い用具」として使用されていたという言い伝えもあります。

こんにゃくパフの効果

こんにゃくパフにたっぷりと水を含ませると、パフ全体に「水の膜」ができます。この水の膜は、洗顔時にパフがお肌に直接触れることを防ぐ「バリア」の役割を果たします。

つまり、こんにゃくパフを使った洗顔方法とは、パフをお肌にこすりつけて行うものではなく、水の膜をお肌にあてて洗顔する方法なのです。そして、この水の膜は「弱アルカリ性」ですので、「弱酸性」であるアカや角栓などを中和分解して、さっぱりと洗い落としてくれます。

このこんにゃくパフを使った洗顔方法は、手を使った洗顔方法や、粗悪な化学薬品が含まれた洗顔料を使った洗顔方法と比べると、お肌へのダメージがかなり抑えられます。そのため、アトピー性皮膚炎を患っている方の洗顔や、ニキビ肌に悩まれている方の洗顔、そして赤ちゃんの肌洗いなどにも適していると言われています。

こんにゃくパフの正しい使用方法

こんにゃくパフは、そのままお肌にあてて使用するものではありません。そのままの状態では発泡スチロールのようにかたまっているため、まずは水かぬるま湯に浸し、十分に柔らかくしてから(もどしてから)使用します。

パフが柔らかくなったら、水をたっぷりと含ませてからお肌に軽くあて、円を描くようにやさしく洗顔します。

上記でも説明しましたが、こんにゃくパフはお肌にこすりつけて洗顔するものではなく、こんにゃくパフを包んでいる「水の膜」を使って汚れを落としますので、力を入れずにゆっくりと「なでる」くらいの力加減で洗顔をしてください。

洗顔料を使って手でゴシゴシと洗顔をしている人からすると、このようなやり方で本当に毛穴の汚れが落ちるのかと心配になる人もいるかもしれません。
しかし、こんにゃくパフでの洗顔は「皮脂によるテカり」や「角栓によるザラつき」程度の汚れであれば、十分に洗い落としてくれます。

ただしメイクをしている場合は例外で、こんにゃくパフと水だけではどうしてもきれいに洗い落とすことはできません。この場合はクレンジング剤などを使って、あらかじめメイクを落としておく必要があります。こんにゃくパフでの洗顔は、その後に行うようにして下さい。

こんにゃくパフの保管方法

洗顔が終わったら、こんにゃくパフについた汚れを水かぬるま湯ですすぎ落として下さい。
すすぎ終えたら、こんにゃくパフをやさしく絞って、中に含まれている水気を取りのぞきます。

ただし、ここで注意して頂きたいのは、力を入れて絞ったり、ねじるようにして一気に絞ったりしないことです。
このような絞り方をしてしまうと、こんにゃくパフの内部にある空洞が破壊され、弾力性や保水性が失われてしまいます。水気を取りのぞく際は、何回かに分けて上からやさしくプッシュするような形で行ってください。

水気を取りのぞいた後は、風通しがよい陰干しできる場所で乾燥させておくか、チャック付きのポリバッグまたはタッパーなどに入れた状態で冷蔵庫に保管しておきましょう。

こんにゃくパフを使用する際の注意点

天然素材からつくられるこんにゃくパフは、基本的には人体に害を及ぼすことはありません。
しかし、いいかげんな保管方法や誤った使用方法をしていると、お肌に悪い影響を及ぼすこともあります。

どのような点に注意すべきなのか、それぞれ見ていきましょう。

カビが生えないように注意する

こんにゃくパフは原料が「食品のこんにゃく」ということもあり、防腐剤などのケミカルな物質を含んでいません。そのため、水気をしっかり取りのぞかずに放置していると、カビが生えて使えなくなってしまいます。

よくありがちなのは、こんにゃくパフを浴室で使用して、その後もそこに置きっぱなしにしてしまう例です。たとえ使用後にこんにゃくパフを絞ったとしても、浴室の湿気がこんにゃくパフを湿らせ続け、カビを発生させてしまうことになるのです。このようなことにならないよう、こんにゃくパフはできるだけ乾燥した状態で保管するようにしましょう。

清潔な保管容器を使用する

冷蔵庫に入れて保管する際、容器や袋は清潔なものを使いましょう。
使用後のこんにゃくパフについた汚れを水などでしっかりとすすぎ落としたとしても、保管する容器に汚れや雑菌がついていては意味がありません。このような容器を使用していると、こんにゃくパフにも雑菌が付着して、保管している間にそれらが増殖することになります。

こんにゃくパフは何度も繰り返して使用するアイテムですので、衛生的な状態をキープすることが重要です。

劣化したパフを使い続けない

こんにゃくパフは何度も繰り返して使用するアイテムとはいえ、使っているうちに徐々に劣化(消耗)していきます。たとえば、食器用スポンジが使用するたびに劣化するのと同じように、こんにゃくパフも使用していくにつれて弾力性や保水性を失っていきます。

弾力性や保水性を失ったこんにゃくパフは「水の膜」をうまくつくることができません。水の膜がない状態のこんにゃくパフを使うと、お肌とパフが直に接触することとなり、お肌に摩擦ダメージが与えられることになります。

勿体ないと思う気持ちは大切ですが、ある程度使用したこんにゃくパフは思い切って捨ててしまい、新しいものと交換するようにしましょう。
こんにゃくパフの使用可能期間(耐久期間)は、およそ1ヶ月~1ヶ月半と言われていますが、パフの大きさや使用頻度などによっては、それより早まることも考えられます。スポンジ状の繊維が壊れてポロポロとちぎれだしたり、表面にひび割れがあらわれだしたら、交換のサインと思ってよいでしょう。

さいごに

お肌にやさしいこんにゃくパフは「洗顔アイテム」として知られていますが、別の部位に使われることもあります。たとえば、ヒジやヒザの黒ずんだ角質を落とす際にこんにゃくパフを使っている人もいるようです。
たしかに、わざわざお風呂に入らなくても、いつでもカンタンに角質落としができるので便利ですよね。

こういった「顔以外にもこんにゃくパフは使える」という巷の声に着想を得たのか、メーカーによっては全身を洗う為のこんにゃくボディタオルも販売されているようです。

こんにゃくパフの洗い上がりや感触が好きな方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


参考文献

畑中義和商店「元祖・こんにゃくスポンジ つやの玉」

https://www.hatanaka-shouten.net/pages/about

仕事百科事典(兵庫県多可町版)「有限会社畑中義和商店」

https://taka-shigoto.com/2017/04/有限会社畑中義和商店/

ABCテレビニュース「わが街ええもん物語」

https://youtu.be/gpu8CAINDLI

山本農場「洗顔用こんにゃくスポンジ『和の力』シリーズの効果や使い方」

https://www.yamamotofarm.co.jp/function/

山本農場「こんにゃくについて」

https://www.yamamotofarm.co.jp/about/

マンナンミールカンパニー「当社の技術」

https://www.haisky.co.jp/technology/

kufura「たった100円で毛穴レスの陶器肌に!ダイソー「こんにゃくパフ」が優秀すぎ」

https://kufura.jp/beauty_health/skin-care/55661

The Ichi「こんにゃくスポンジ、正しく使えていますか-改めて知るこんにゃくスポンジの使い方」

https://www.wargo.jp/column/konnyakusuponji-tukaikata/