清涼飲料水の糖分は?表示の見方、「清涼飲料水ケトーシス」について | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム 清涼飲料水の糖分は?表示の見方、「清涼飲料水ケトーシス」について | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ – 日本トリム
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清涼飲料水を飲む際に気になることの一つが、糖分です。「清涼飲料水=糖分が多い」と思っている方も多いかもしれませんが、実際のところどうなのでしょうか。

どうやって確認すればよい?「無糖」や「低糖」、「微糖」の違いは?飲みすぎるとどうなるの?

清涼飲料水の糖分について詳しく見ていきます。

清涼飲料水に含まれる糖分

清涼飲料水とは、乳酸菌飲料、乳および乳製品を除く、アルコール分が1%未満の飲料のことを指します。清涼飲料水の中には、ジュース類のほか、ミネラルウォーターやお茶系飲料も含まれます。

清涼飲料水は種類や商品によって含まれている糖分にも違いがあるのです。では、清涼飲料水に含まれる糖分の量はどのように確認したらよいのでしょうか。

糖分の量を知るためには、栄養成分表示の「炭水化物」の項目を見ます。炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものですが、清涼飲料水の場合はほぼ炭水化物=糖質ということになります。

例えば緑茶飲料は炭水化物(糖質)が0gのものがほとんどです。一方炭酸飲料や果実飲料の中には、500mlあたりおよそ55g(角砂糖およそ15個分)の糖分が含まれているものもあります。

清涼飲料水を選ぶ際には、表示を見て糖分の量を知ることが大切です。

「無糖」「低糖」「微糖」って何?

清涼飲料水の中には、「低糖」や「微糖」といった言葉が付けられている商品もありますよね。その定義や違いは何なのでしょうか?

清涼飲料水については、100mlあたり糖類0.5g未満の場合は「無糖」と表示できることになっています。つまり、無糖だからといって糖分が0gというわけではないのです。

また、100mlあたりの糖類2.5g未満の場合は、「低糖」や「微糖」と表示することができます。「甘さひかえめ」などの表示については、法律で定められた基準はないそうです。

「無糖」や「低糖」といった言葉が付いているからと言って安心して飲みすぎてしまうと、気が付かないうちに糖分の取りすぎになってしまうこともありますので、注意が必要です。

「清涼飲料水ケトーシス」に注意!

「清涼飲料水ケトーシス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?別名「ペットボトル症候群」とも呼ばれています。

のどが渇いたときに糖分を多く含む清涼飲料水を飲むということを繰り返していると、体は高血糖状態になります。そして、余分な糖分を排出するために尿の量が増えることで、さらにのどの渇きを覚え、清涼飲料水を飲んでしまう…という悪循環に陥る危険性があります。

通常、体内の糖分は膵臓から分泌されるインスリンによって分解され、エネルギー源となります。しかし、糖分の過剰摂取によってインスリンの働きが低下し、糖がエネルギー源として使えなくなると、脂肪やたんぱく質が代わりのエネルギー源として使われます。

その際に副産物として「ケトン体」と呼ばれる物質が発生し、体内に蓄積することで、倦怠感や嘔吐、最悪の場合には意識障害などを引き起こすと言われています。

普段から水の代わりに糖分の入った清涼飲料水を飲んでいるという方は特に、清涼飲料水ケトーシスに陥らないよう注意が必要です。

最近では子供でも容器入り清涼飲料水を手軽に飲むことができるようになっており、清涼飲料水ケトーシスのほかにも、2型糖尿病や肥満の危険性が指摘されています。

清涼飲料水は、糖分の少ないものを選ぶ、飲む量を決めるなどして、健康のために上手に活用するようにしましょう。

まとめ

それでは最後に、清涼飲料水の糖分についてまとめておきます。

  • 清涼飲料水に含まれる糖分の量は、栄養成分表示の「炭水化物」の項目で確認できる
  • 「無糖」は100mlあたりの糖類が0.5g未満のもの、「低糖」「微糖」は2.5g未満のもの
  • 糖分の含まれた清涼飲料水を飲みすぎることによって起こる「清涼飲料水ケトーシス」などに注意が必要

<参考文献>
一般社団法人 全国清涼飲料連合会
(http://www.j-sda.or.jp/)
厚生労働省 e- ヘルスネット
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)
一般社団法人全国清涼飲料連合会
(http://j-sda.or.jp)
「ペットボトル症候群に注意!」名古屋市衛生研究所だよりNo.27
(http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000044/44089/No.27herusurisa-chi.pdf)