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あずき紅茶がオススメな理由 簡単でおいしい作り方

多くの中高年者を悩ませている病気(状態)といえば、糖尿病や高血圧、肥満、むくみなどが挙げられます。このような病気(状態)を改善するためには、「正しい食生活・適度な運動・良質な睡眠」といった基本的な取り組みが大切なことは周知のとおりです。
そして近年、これらの取り組みに加えて、ある飲み物がからだに良いとして話題になっています。
その飲み物は「あずき紅茶」と呼ばれる飲み物で、自宅でもカンタンに作ることができます。

今回は、あずき紅茶をオススメする理由と、3つの作り方について紹介していきます。

あずき紅茶とは?

あずき紅茶は、あずきの煮汁と紅茶から作られるヘルシードリンクです。原材料の一つであるあずきには、いくつかの成分が含まれており、それらの働きがさまざまな症状を緩和・改善すると言われています。

①サポニン
コレステロール値と血糖値を下げ、血栓を防ぎ、高血圧の原因となる動脈硬化の進行を抑えます。

②カリウム
高い利尿作用があります。余計な水分や塩分(ナトリウム)を尿として排出し、血圧の上昇やむくみを防いでくれます。

③マグネシウム
毛細血管を広げて血圧を下げ、脳や心臓を活性化してくれます。

④鉄分
貧血の解消に役立ち、肌や髪へのダメージも回復する働きがあります。

⑤イソフラボン
女性らしい体をつくる役割を持ち、特に更年期以降の高血圧や骨粗しょう症を防いでくれます。

⑥あずきポリフェノール(あずきに含まれるポリフェノール群の総称)
腸内で糖を分解する酵素の働きを抑えるため、糖の吸収(血糖値の上昇)が緩やかになります。このことは糖尿病対策に役立つほか、ダイエットにもつながります。

一方、紅茶には「テアフラビン(茶葉の発酵過程で生じるポリフェノール)」という成分が豊富に含まれています。
この成分も血糖値の上昇を抑える働きがありますので、あずきの煮汁と紅茶を一緒にとることでアズキポリフェノールとの相乗効果が期待できます。

おいしいあずき紅茶を作ろう!

あずき紅茶には3つの作り方があります。

① 鍋を使って作る方法(所要時間の目安:1時間弱)
※一度にたくさん作りたい場合に

② 電子レンジを使って作る方法(所要時間の目安:1時間弱)
※コンロなどを使えない場合に

③ 水筒を使って作る方法(所要時間の目安:8時間強)
※時間は掛かってよいので簡単に作りたい場合に

そして、必要となる材料は以下の3つです。

① あずき(乾燥豆)
② 紅茶(ティーバッグ分包)
③ 水(または熱湯)

あずきと紅茶の品種などは、それぞれお好みのもので構いません。
ただし、あずきの購入にあたっては表面にツヤがあり赤紫色が濃いもの、そして白い部分(種瘤:しゅりゅう)の色味がきれいなものを選ぶとよいでしょう。
また、あずきを使用する際には5~10秒ほど水で軽く洗い、表面についている汚れを落としておきましょう。

それでは、3つの作り方をそれぞれ見ていきましょう。

あずき紅茶の作り方(鍋)

【用意するもの】
・あずき ── 大さじ8(100g)
・紅茶のティーバッグ ── 4袋
・水 ── 1.5L
・鍋

【手順】
① 鍋に水を「1L」入れて沸騰させる
② 沸騰したらあずきをすべて入れ、弱火で20分煮る
③ 20分経ったら、水を500mL継ぎ足し、さらに弱火で20分煮る
④ 20分経ったら、あずきの芯が軟らかくなっているか確認する
⑤ まだ硬い場合は、軟らかくなるまで煮続ける
⑥ 軟らかくなったら火を止め、紅茶を4袋とも鍋に入れて3分置く
⑦ 3分経ったら、ティーバッグを取り出し、ざるを使ってこす
⑧ こし終えたあずき紅茶をティーカップに移せば完成

あずき紅茶の作り方(電子レンジ)

【用意するもの】
・あずき ── 大さじ8(100g)
・紅茶のティーバッグ ── 4袋
・水 ── 1.5L
・ラップ
・耐熱容器(電子レンジの加熱に耐えられる容器)

【手順】
① 耐熱容器に「1L」の水とあずきを入れ、電子レンジの中に入れる
② 電子レンジの加熱設定をした上で加熱する
  → 600Wで5分(500Wの場合は6分)
③ 5分経ったら、全体をかき混ぜ、さらに加熱する
  → 600Wで2分(500Wの場合は2分30秒)
④ 2分経ったら、ラップをふわっとかぶせ、さらに加熱する
 → 600Wで15分(500Wの場合は18分)
⑤ 15分経ったら、水を500mL継ぎ足し、ラップを再度かけた上で、さらに加熱する
 → 600Wで25分(500Wの場合は30分)
⑥ 25分経ったら、あずきの芯が軟らかくなっているか確認する
⑦ まだ硬い場合は、軟らかくなるまで加熱し続ける
⑧ 軟らかくなったら、ラップを少し外し、その隙間から紅茶のティーバックを4袋入れる
⑨ ティーバッグを入れたら、外したラップを元に戻して3分置く
⑩ 3分経ったら、ティーバッグを取り出し、ざるを使ってこす
⑪ こし終えたあずき紅茶をティーカップに移せば完成

あずき紅茶の作り方(水筒)

【用意するもの】
・あずき ── 大さじ5(60g)
・紅茶のティーバッグ ── 2袋
・熱湯 ── 600mL
・水筒(容量500mL以上のもので保温可能なもの)

 【手順】
① 水筒に熱湯を50mLほど入れて、軽く振る(水筒内部を温めるため)
② 水筒の8分目くらいまで熱湯を入れる
③ ティーバッグを2袋入れて、2分置く
④ 2分経ったら、ティーバッグを取り出す
⑤ 残っている熱湯をあずきにかけて温める
⑥ 温まったあずきを水筒に入れて、軽く振る
⑦ 8時間(一晩ほど)置くと完成
※あずきが十分にふやけていない場合は、もう少し置いておく

あずき紅茶の飲み方

鍋や電子レンジを使ってあずき紅茶を作る場合、飲む人数によっては一回で飲み切れないこともあります。
そんなときはポットなどに移して、冷蔵庫で保存しておきましょう。
ただし、あずき紅茶を冷蔵庫で保存する場合は3日以内に飲み切って下さい。
もし3日を越えて保存したい場合には、タッパーなどを使って小分けにしてから冷凍庫で保存しましょう。

飲むタイミングと量は、1日に2回、朝食と夕食の前に、250mL(コップ1杯)ずつ飲むのが基本です。
食前に飲む理由は「その方が脂質の吸収を抑えやすいから」ですが、あずき紅茶は飲み薬と違って厳密に飲むタイミングが指定されている訳ではありません。
就寝直前のタイミングは避けるとして、皆さんのライフスタイルに合わせた飲み方で、いつでも自由にお飲みください。

こし終えた後のあずきはどうする?

こし終えた後のあずきには、食物繊維や鉄分、ビタミンB1などの栄養がまだ残されていますので、捨てずにおいしく頂きましょう。
あずきの「色味」や「食感」を上手に活かして料理に使用すれば、ちょっとした「アクセント」や「トッピング」として楽しむこともできます。
ただし、あずきが硬い状態のままになっていることもありますので注意して下さい。

【残ったあずきの使用例】
・塩を少しだけふりかけて、そのまま食べる
・ヨーグルトの上にトッピングして食べる
・ハンバーグのかさまし具材にして食べる
・納豆に混ぜて食べる
・サラダにまぜて食べる
・カレーにまぜて食べる
・お米に混ぜて炊き、あずきご飯として食べる など

さいごに

あずきは豆類の中でも品質の安定性に優れており、適切に保管・管理されたあずきであれば、収穫の翌年までは品質にほとんど変化はありません。
しかし、劣悪な条件で保管されていたあずきや、収穫年次から2年以上経過した古いあずきは品質が悪くなっている可能性があります。品質が悪いあずきの場合、煮てもなかなか軟らかくなりませんし、こし終えた後のあずきには「渋み」を感じることもあります。

あずきを購入する際は、粒が揃っていて赤紫色が濃くツヤのあるものを選び、収穫年次もしっかり確認するようにしましょう。


参考文献

株式会社なにわサプリ「サポニンの効果・1日の摂取目安量・多く含む食品・効率よく摂取する方法」

https://naniwasupli.com/contents/saponin/

健康情報コラム「カリウムとむくみの関係とは?むくみの改善に役立つカリウムの多い食品を紹介」

https://www.suntory-kenko.com/column2/article/5760/

健達ねっと「鉄分の効果とは?人の活動に欠かせない鉄分の効果的な取り入れ方」

https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/26586

わかさ生活「わかさの秘密:テアフラビン - 成分情報」

https://himitsu.wakasa.jp/contents/theaflavin/

特選街web「むくみを取るお茶【あずき紅茶の作り方】貧血改善には「さらしあん」で作るのがおすすめ」

https://tokusengai.com/_ct/17302292

腎臓内科ドットコム「あずき」

https://jinzonaika.com/kidneyfood/recipe/azuki

雑誌「壮快-2015年12月号」マキノ出版 出版

雑誌「安心-2019年9月号」マキノ出版 出版

書籍「あずき博士が教える「あずき」のチカラはこんなにすごい!」加藤淳 著