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ミネラルウォーターは産地で変わる? 4つのポイントをチェック!

ミネラルウォーターを選ぶ際のポイントとして、「産地」をチェックされている方も多いのではないでしょうか。

「南アルプス」や「富士山」など国内だけでもさまざまな産地がありますが、最近ではイタリアやフランスなどといった海外産のミネラルウォーターも多く輸入されています。

産地が変わるとミネラルウォーターはどう変わる?産地とミネラルウォーターの関係をまとめました。

国内と海外、産地による違い

ミネラルウォーターの産地は大きく、国内と海外に分けることができます。海外では主に、フランス、イタリア、ドイツなどといったヨーロッパ諸国や、アメリカなどで作られたミネラルウォーターが日本に輸入されるようになってきています。

産地と硬度

国内と海外、産地によって変わるものの一つに、硬度があります。

ヨーロッパでは、一般的に地下水は石灰岩地質の地層を長い年月をかけて移動するため、カルシウムなどのミネラルが多く溶解した硬度の高い水になります。対して日本では、地下水が土壌中に滞留する時間が短いため、ミネラルウォーターは軟水が一般的になっています。

ミネラルの摂取を目的としてミネラルウォーターを選ぶ場合には、産地がヨーロッパのものがおすすめですが、普段硬水を飲み慣れない方には飲みづらく感じられたり、お腹を壊したりすることもありますので注意しましょう。

産地と殺菌処理

もう一つ、産地によって変わるのが、殺菌処理の有無です。日本で生産されるミネラルウォーターは、基本的に加熱殺菌処理を行うことが義務付けられています。

一方ヨーロッパでは、殺菌処理を行ったものは「(ナチュラル)ミネラルウォーター」とは呼ぶことができず、「スプリングウォーター」や「プロセスドウォーター」などと呼ばれます。

ヨーロッパでは産地(採水地)の環境保護など原水に関する基準が非常に厳しいためで、そこから採水された、余計な手を加えていない水だけが「ミネラルウォーター」と呼んでもよいことになっています。

<参考>

「Q&A集」一般社団法人日本ミネラルウォーター協会

https://minekyo.net/publics/index/7/

国内のミネラルウォーター産地

 都道府県別ミネラルウォーター生産量

産地が国内と一口に言っても、様々な場所でミネラルウォーターの製造が行われています。 2018年の都道府県別ミネラルウォーター生産量を多い順に並べると、以下のようになっています。

都道府県 数量(KL) 割合(%)
山梨県 1,490,760 40.8
静岡県 577,065 15.8
鳥取県 376,707 10.3
岐阜県 180,898 4.9
群馬県 173,017 4.7

(日本ミネラルウォーター協会「都道府県別ミネラルウォーター生産数量の推移」 file:///C:/Users/sirok/Downloads/20190322152249840.pdfより)

山梨県は南アルプスを有するほか、静岡県と共に富士山からの恵みを受けており、ミネラルウォーター生産量が多くなっています。この二県で国内のミネラルウォーター生産量のほぼ半数を占めていることになります。

三位の鳥取県では特に大山山麓の湧水などがミネラルウォーターとして人気を集めています。

国内の主な産地

国内のミネラルウォーターの主な産地として、次のような場所があります。

・南アルプス

雄大な南アルプスを産地とする水は、自然のろ過作用によって清浄性が高く、硬度30前後のまろやかな飲み口が特長と言われています。

・富士山

富士山一帯は日本では珍しく玄武岩の多い地層であり、湧水には「バナジウム」が多く含まれると言われます。

バナジウムはミネラルの一種であり、体内で合成することができないことから、食事のほかにミネラルウォーターで摂取しようという方も増えています。

・阿蘇

「名水百選」にも選ばれる水源が点在する阿蘇。

熊本市は水道水の水源をすべて地下水で賄っていることでも知られていますが、その美しい地下水を使ったミネラルウォーターにも人気が集まっています。

まとめ

それでは最後に、ミネラルウォーターの産地についてまとめておきます。

  • 産地が国内のミネラルウォーターは軟水、ヨーロッパのものは硬水が多い
  • 国内で製造されるミネラルウォーターは基本的に加熱殺菌処理が施されている
  • ヨーロッパでは基本的にミネラルウォーターには加熱殺菌が行われない
  • 国内では、山梨県がミネラルウォーターの一大産地となっている
  • 南アルプス、富士山、阿蘇などがミネラルウォーターの産地として有名

<参考文献>

日本ミネラルウォーター協会  http://minekyo.net/