ホットタオル(蒸しタオル)の作り方は?毎日しない方がいい?注意点も解説 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム


ホットタオル(蒸しタオル)の作り方は?毎日しない方がいい?注意点も解説

エステや理容室で味わう「ホットタオル」の至福の時間。実は自宅でも手軽に再現できるのをご存知ですか?

ホットタオルには、美容と健康に役立つ嬉しい効果がたくさんあります。しかし、自己流で行うと乾燥などの肌トラブルを招く恐れもあるので、注意が必要です。

今回は、ホットタオルの具体的な効果や失敗しない作り方、そして肌を守るための注意点について解説していきます。

ホットタオル(蒸しタオル)の効果は?

ホットタオルは単に気持ちが良いだけでなく、美容や健康面で多くのメリットをもたらす優れたセルフケアです。その秘密は、蒸気と熱がもたらす温熱効果。肌の調子を整えると同時に、蓄積した疲れも癒やしてくれます。

具体的にどのような変化があるのか、代表的な5つの効果を解説します。

毛穴汚れを落ちやすくする

毛穴の黒ずみや角栓が気になるとき、無理に押し出すのは肌を傷める原因になります。そこでおすすめなのがホットタオルです。

蒸気の温熱効果で肌が温まると、閉じていた毛穴が自然と開き、固まっていた角栓や皮脂汚れがゆるんで浮き上がります。この状態で洗顔を行えば、普段のケアでは落としきれない毛穴の奥の汚れまでスムーズに洗い流せます。

肌への負担を抑えつつ洗顔の効果を底上げできるため、クリアな素肌を目指すための準備として非常に有効です。

化粧ノリをサポートする

高価な化粧水を使っていても、肌がゴワついていると成分は浸透しません。

ホットタオル使用直後の肌は、温熱効果で角質が柔らかくなり、水分を受け入れやすい状態になっています。このタイミングで保湿すると、美容成分が角質層のすみずみまで浸透しやすくなります。肌の内側からしっかり潤うことでキメが整い、その後のファンデーションの密着度も格段にアップします。

乾燥が気になる季節や、化粧ノリが悪いと感じる朝には特におすすめです。

血行促進でくすみ・クマを改善

肌が暗く見える「くすみ」や目元の「クマ」は、血行不良が大きな原因の一つです。

ホットタオルで顔やデコルテを温めると、血管が拡張されて血液の巡りがスムーズになります。血流が良くなると、肌細胞に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、同時に老廃物の排出も促されます。

結果として顔色がワントーン明るくなり、健康的で生き生きとした印象を取り戻せるでしょう。朝のメイク前に行えば、顔のむくみ解消による小顔効果も期待できます。

眼精疲労を和らげる

デスクワークやスマホの長時間使用で、現代人の目は常に緊張状態にあります。

目が重い、疲れたと感じる時は、ホットタオルを目元に乗せてみてください。心地よい温かさが目の周りの筋肉の緊張をほぐし、滞っていた血流を改善してくれます。これにより、蓄積された眼精疲労がじわじわと和らぎ、視界がスッキリする感覚を味わえるはずです。

目元の疲れはシワやたるみの原因にもなるため、美容と健康の両面から見て、目元の温めケアは重要です。

自律神経を整えるリラックス効果

ホットタオルの魅力はスキンケアだけではありません。温かい蒸気に顔全体が包まれる心地よさは、副交感神経を優位にし、心身に深いリラックス効果をもたらします。一日の終わりにゆったりと行うことで、日中の緊張が解け、質の高い睡眠への導入としても役立ちます。

さらなる癒やしを求めるなら、タオルにお好みの精油(アロマオイル)を数滴垂らすのもおすすめです。自宅にいながらにして、まるでサロンのような贅沢なリラクゼーションタイムを楽しめます。

ホットタオル(蒸しタオル)の基本的な作り方

ホットタオルの利点の一つに「簡単に作ることができる」という点が挙げられます。電子レンジかお湯を使って作るのが一般的ですが、タオルウォーマーを使うという選択肢もあります。

それぞれについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

電子レンジを使って作る

水に濡らしたタオルをきつく絞り、ラップに包んでから電子レンジで温めます。   

ラップをつけなくても作ることは可能ですが、できあがったホットタオルの表面と内部の温度(水気)にムラが生じてしまいますので、できればラップをつけて温めた方がよいでしょう。

温める時間の目安は、「500Wで30~60秒」です。

お湯を使って作る

45~50℃のお湯にタオルを浸し、きつく絞ってホットタオルを作ります。

熱いお湯に触れることが苦手な方は、下記の方法でお湯との接触を少なくすることもできます。

① タオルの短い辺を両手で持ち「縦半分」に折る
② そこから「横半分」に折り、さらに「横半分」に折る
③ 正方形に近い形になったタオルを対角線上に折って三角形にする
④ 三角形にしたタオルの長い辺の両角を持ち、残った角をお湯に浸す
⑤ 手元ギリギリまでお湯を染み込ませたら、いったん絞る
⑥ 三角形にしたタオルを正方形(③の状態)に戻す
⑦ もう一方の対角線にそってタオルを折り、再び三角形をつくる
⑧ 上記の方法(④と⑤)で絞れば完成 

タオルウォーマーを使って作る

ホットタオルは「タオルウォーマー」という機器を使って作ることもできます。

作り方は簡単で、水に濡らしたタオルをきつく絞り、おしぼり状に丸めてタオルウォーマーに入れ、スイッチをONにして一定時間待てば完成です。

一度に温められるタオルの枚数は機器によっても異なりますが、小さい機器でもフェイスタオル7~8枚分(本)を同時に温めることができるため、ご家庭やサロンなどで使う場合には便利です。

ただし、ホットタオルができるまでには1~2時間ほどかかりますので、その点は考慮しておいた方がよいでしょう。

ご家庭での使用例としては、就寝前に作り始め保温しておけば、朝一番ですぐに複数のホットタオルを使用することができます。朝の繁忙タイムに電子レンジを独占することがありませんし、身支度をしながらホットタオルをつくる必要もありません。

複数の人が同じタイミングでホットタオルを使う場合には、タオルウォーマーがとても役立ちます。

ホットタオル(蒸しタオル)の効果を高めるコツ【用途別】

ホットタオル(蒸しタオル)の効果を高めるコツ

ホットタオル(蒸しタオル)によるスキンケア方法は、他のアイテムやテクニックを使用したアレンジ版も含めると、かなりの種類があると言われています。

ここでは、シンプルでベーシックな使用方法を3つご紹介したいと思います。

使用方法①(ベーシックな使用方法)

① 洗顔フォームなどを使って洗顔する
② ホットタオルを顔にあて、1分ほど放置する
③ ホットタオルをとったら、すぐに化粧水や美容液などで保湿する     

使用方法②(よりしっかりと汚れを落とす場合)

① ホットタオルを顔にあて、1分ほど放置する
② ホットタオルをとったら、洗顔フォームなどを使って洗顔する
③ 洗顔後は、すぐに化粧水や美容液などで保湿する 

使用方法③(よりソフトに汚れを落とす場合)

① 洗顔フォームなどは使用せず、ぬるま湯だけで軽く洗顔する
② ホットタオルを顔にあて、1分ほど放置する
③ Tゾーン(額、眉間、鼻筋あたり)や鼻の両脇をやさしく拭く
④ 化粧水や美容液などで保湿する 

ホットタオル(蒸しタオル)は顔以外にも使用できる

ホットタオルは顔に対して使用されることが多いですが、実は他の部位に対しても使用されることがあります。

どのような部位に使用できるのか、それぞれ見ていきましょう。

髪の毛

髪の毛にトリートメントをする場合、ホットタオルを使うと効果的です。
髪の毛は温めるとキューティクルが開きやすくなり、トリートメントの成分が浸透しやすくなります。
髪の毛にトリートメントをつけたら、頭にホットタオルをターバンのように巻きつけ、7~8分放置すればOKです。

首や肩

首や肩にカイロをあてると血行がよくなり、「こり」が緩和されます。
ホットタオルを首や肩に使用した場合も同様で、血行がよくなり、こりを緩和します。
また、ホットタオルをあてた状態でマッサージをすれば、さらに血行が促進されて効果的です。

目元

目を酷使して疲労が蓄積されたときにも、ホットタオルはおすすめです。
仕事の合間や休憩時間などにホットタオルを目元にあてれば、眼精疲労がやわらぐと同時にリフレッシュもできます。
また、疲労によってできた目元のクマも血行が促進されることによって、いくらか解消されるでしょう。

デコルテ

デコルテとは「首すじ・肩まわり・胸もと」あたりのゾーンを指します。ここをホットタオルで温めることによって、リンパの流れが改善されて、老廃物の排出がスムーズになります。
また、デコルテの血行が促進されることによって、間接効果で顔色もよくなります。

ホットタオル(蒸しタオル)の注意点

お手軽なことで知られるホットタオルですが、使用に際してはいくつか注意する点があります。

それぞれ見ていきましょう。

清潔なタオルを使う

当然の話ではありますが、ホットタオルは肌に直接触れるものですので、清潔なものを使用するようにしましょう。

一度温めたホットタオルを何らかの理由で使わなかった場合には、それを再加熱して使うのではなく、新しいタオルで作り直すようにしましょう(水気を含んでぬるくなった状態のタオルは、雑菌が増殖している可能性があります)。

また、洗濯したタオルであっても、生乾き状態のものであれば、衛生上使用は控えた方がよいでしょう。

できれば浄水を使う

タオルを濡らすために使用する水は「水道水」でも構いませんが、肌のことを第一に考えるのであれば「浄水」を使用した方がよいでしょう。

「水道水」には塩素という物質が含まれているため、肌にとってはそれほど良いとは言えません。一方、水道水をろ過してつくられる「浄水」は浄水器の性能にもよりますが、塩素の含有量がかなり抑えられているため、水道水よりは肌に良いと言えるでしょう。

火傷に注意する

ホットタオルを作る際は、火傷をしないよう十分に注意しましょう。

特に電子レンジを使用してつくる場合、加熱直後のホットタオルはとても熱くなっています。そのため、加熱直後にホットタオルをすぐに手でつかんだり、いきなり顔に乗せたりするのは避けましょう。

まずは指先で軽くさわり、適温かどうかを確かめた上で電子レンジから取りだして下さい。そして、顔に乗せる前にはタオルを叩いたりほぐしたりして、さらに温度を調節しましょう。

毎日行わない(長時間行わない)

ホットタオルは肌の皮脂や角栓などの汚れを落としやすくしてくれます。

しかし、皮脂は肌を守るバリアとしての役割も持っているため、ある程度は残しておく必要があります。

ホットタオルのスキンケアを毎日行うことは必要な皮脂までも取り除くことになり、肌はダメージを受けやすくなります。ホットタオルの使用は週に1~2回程度、一回の使用は長くても3分以内に抑えておきましょう。

すぐに保湿する

洗顔後はすぐに保湿ケアをしないと肌が乾燥してしまう、ということはよく知られています。これは、肌を保湿する役割を持つ皮脂が、洗顔をすることによって取り除かれて(洗い落とされて)しまうためです。

洗顔後や洗顔前にホットタオルを使用する場合は、さらに多くの皮脂が取り除かれることになりますので、より素早く入念に保湿をする必要があります。

ホットタオル(蒸しタオル)には弱酸性水がおすすめ

前述の説明では、ホットタオル(蒸しタオル)に使用する水は「浄水」がおすすめと述べました。塩素や不純物の含有が抑えられた浄水は、清浄性の観点において水道水よりも肌に良い水といえます。しかし、ホットタオルに使用する水として、浄水よりもさらに適した水があります。

それは「弱酸性水」という水です。

弱酸性水とは、「整水器」と呼ばれる機器から生成されるpH4~6(弱酸性)の性質をもった水です。

この水で洗顔をすると、サッパリと爽快感のある洗いあがりになるため、多くの方がスキンケアの一環として利用しています。

また、弱酸性水は整水器内部にある「ろ過フィルター」を通って生成された清浄な水でもありますので、塩素などを気にすることなく使用することができます。

つまり、弱酸性水の「清浄でお肌に近い弱酸性」という特性は、ホットタオルに使用する水としても相性が良いと言えるでしょう。

参考|「整水器の弱酸性水ってどんな水?弱酸性水の上手な使い方」
https://www.nihon-trim.co.jp/media/13005/

さいごに

自宅にあるタオル1枚で始められるホットタオルですが、その実力はサロンケアにも引けを取りません。肌を整える美容効果はもちろん、温かい蒸気は疲れた心まで優しく解きほぐしてくれます。

忙しい一日の終わりに、ぜひ「自分をいたわる時間」を持ってみてください。その温もりが、明日への活力と内側からの美しさを育んでくれるでしょう。


- 監修者のご紹介 -

参考文献

Domani「ホットタオルの基本の作り方とスキンケア方法(まとめ)」

https://domani.shogakukan.co.jp/258209

ハルメク365「角栓除去方法丨NGケア&正しい取り方を専門家が解説」

https://halmek.co.jp/beauty/c/aaging/5998

キナリノ「自宅で簡単サロン気分 あったか「ホットタオル」の作り方とケア方法」

https://kinarino.jp/cat5/41695

with online「ホットタオルの作り方!時間、洗顔などのスキンケア時の正しい使い方手順とは?」

https://withonline.jp/beauty/ZIIWw