緑茶ハイとは?二日酔いしづらいって本当?おすすめの作り方や比率を徹底解説
爽やかな渋みと、すっきりとした後味で人気の「緑茶ハイ」。
ドリンクとして美味しいだけでなく、料理との相性も良いと言われています。
また、ビールや日本酒などと比べて低カロリーで、健康志向の高い方からも注目されています。さらに、二日酔いになりにくいという特徴から、ビジネスパーソンにも好評です。
今回は緑茶ハイの基礎知識として、お茶ハイとの違いや二日酔いになりにくい理由、作り方のポイントなどについて、解説していきます。
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目次
緑茶ハイとはどんな飲み物?

緑茶ハイとは、本格焼酎や甲類焼酎などの蒸留酒を、緑茶で割ったお酒のことです。厳密には「焼酎の緑茶割り」が正式名称ですが、名称が長く呼びにくいため、一般的には「緑茶ハイ」という名称が使われています。
名称に「ハイ」が付いているのは、かつて「チューハイ(焼酎ハイボール)」が流行した際、その略称に倣って、お酒をお茶やジュースなどで割ったものを「〇〇ハイ」と呼ぶ習慣が広まったことに由来しています。その流れの中で、「焼酎の緑茶割り」も「緑茶ハイ」と呼ばれるようになりました[※]。
なお、「ハイ」という名称から炭酸を連想する人もいますが、緑茶ハイは基本的に緑茶と焼酎のみで作られるため、炭酸は含まれていません。焼酎と緑茶というシンプルな材料で作られる緑茶ハイは、すっきりとした渋みが特徴で、単体で楽しめるだけでなく、和食との相性も良いお酒です。
また、糖質をほとんど含まず、焼酎の種類や濃さにもよりますが100mLあたり25~30kcal程度と、ビールや日本酒などと比べて低カロリーであることから、ダイエット中や健康志向の方にも人気があります。
[※]お茶の名産地である静岡県では、「静岡割り」という名称で呼ばれることもあります。緑茶ハイとお茶ハイの違い
「緑茶ハイ」と「お茶ハイ(お茶割り)」の違いは、使用するお茶の種類にあります。
緑茶ハイで使用するお茶の種類は「緑茶」のみ。一方、お茶ハイで使用するお茶の種類は「お茶全般」です。
| 緑茶ハイ | 焼酎を「緑茶」で割った飲み物 |
| お茶ハイ | 焼酎を「好きなお茶」で割った飲み物の総称(緑茶ハイも含む) |
お茶ハイには、ウーロン茶、ジャスミン茶、紅茶などがそれぞれ単体で使用されるほか、それらを組み合わせたアレンジも見られます。なお、居酒屋などで「お茶割り」と注文すると、一般的にはウーロン茶で割った「ウーロンハイ」が提供されることが多いようです。
緑茶ハイは二日酔いしづらい?

緑茶ハイは他のお酒と比べて、二日酔いや悪酔いをしにくいと言われています。その理由は、緑茶に含まれる成分が関係しています。
まず、緑茶に含まれるカフェインには、アルコールによって拡張した脳の血管を収縮させる作用があり、これによりズキズキとした頭痛の緩和が期待できます。また、カテキンという成分はタンパク質と結合し、胃の粘膜を保護する働きがあると言われています。この働きにより、胃の粘膜の炎症がやわらぎ、胃もたれや吐き気といった不快感の軽減が期待されます。
さらに、緑茶に含まれるビタミンCは、アルコールの分解過程で消費される栄養素の一つとされており、摂取することで二日酔いからの回復をサポートすると考えられています。
飲み方には注意が必要
緑茶ハイはカフェインの覚醒作用によって、一時的にアルコールの酔いを感じにくくなることがあります(実際には酔っていても自覚しにくくなります)。そのため、自分でも気づかないうちに、許容量を超えて飲みすぎてしまうリスクがあります。
緑茶の成分は二日酔いの軽減に役立つとされていますが、アルコールの作用が消えるわけではありません。お酒に弱い方はなるべく薄めに調整し、適量を心がけて飲むのが、二日酔いを防ぐうえで重要です。
緑茶ハイの作り方
緑茶ハイの代表的な作り方は、次の3つです。
・氷を使用する場合
・氷を使用しない場合
・ホットで作る場合
その日の気分や季節に合わせて、作り方を変えてみるとよいでしょう。
氷を使用する場合
氷を使用した緑茶ハイは、最も一般的で爽快感が得られる楽しみ方です。
まずは緑茶を冷蔵庫などに入れ、十分に冷やしてください。
緑茶が冷えたら、グラスに氷を入れ、その上から焼酎を注ぎ、マドラーなどを使って混ぜます。焼酎がある程度冷えたあとに、冷たい緑茶を加え、軽く混ぜ合わせたら、キンキンに冷えた緑茶ハイの完成です。
緑茶だけでなく、焼酎やグラスもあらかじめ冷やしておくと、氷が溶けにくくなり、味(濃度)の変化を緩やかにすることができます。
氷を使用しない場合
氷を使用しない作り方は、強い爽快感こそ得られませんが、緑茶や焼酎の本来の風味を一定に保ちながら最後まで飲むことができます。
まずはグラスを冷蔵庫などに入れ、十分に冷やしてください。
グラスが冷えたら、そこに緑茶と焼酎を入れ、マドラーなどを使って混ぜます。これで常温よりも、やや冷たい緑茶ハイの完成です。
より爽快感を強めたい場合は、緑茶と焼酎も冷蔵庫などで冷やしておくとよいでしょう。
ホットで作る場合
ホットで作る緑茶ハイは、冷たい緑茶ハイよりも香りを楽しむことができ、寒い季節にも適したドリンクです。
作り方は、耐熱グラスに熱めの緑茶を先に注ぎ、後から焼酎を加え、軽く混ぜると完成です。
80℃ほどの緑茶に常温の焼酎を混ぜると、40~45℃ほどのちょうどよい温度の緑茶ハイになります。
煎茶や深蒸し茶などは、80℃ほどのお湯で淹れるとちょうどよい味が出るため、おすすめです。
緑茶ハイを作る際のポイント

緑茶ハイは簡単に作れるのが魅力の一つですが、よりおいしくするためにこだわって作ることもできます。その際のポイントは、以下の二つです。
①焼酎と緑茶のおすすめの比率
②緑茶は種類ごとに味わいが異なる
それぞれについて、見ていきましょう。
①焼酎と緑茶のおすすめの比率
緑茶ハイを作る際の「焼酎と緑茶の比率(割合)」は、使用する焼酎のアルコール度数に合わせて変えるのが基本です。
基本の比率
焼酎の度数が20度の場合 =【焼酎 1:緑茶 1】
焼酎の度数が25度の場合 =【焼酎 1:緑茶 2】
上記の比率で作ることで、アルコール度数が「7〜10度程度」に落ち着き、緑茶の風味を引き立てつつ、繊細な和食などの食事とも合わせやすいバランスの取れた味わいになります[※]。
なお、アルコールの感じ方には個人差があるため、お酒が弱い方や体調に不安がある場合は、緑茶の割合を増やすなど無理のない範囲で調整しましょう。
[※]20度を「1:1」で割ると約10度、25度を「1:2」で割ると約8.3度のアルコール度数になります。②緑茶は種類ごとに味わいが異なる
一般的に、緑茶といえば「煎茶」が挙げられますが、その他にも緑茶の種類は多くあります。そして、それらの緑茶を使用することによって、「味わい」の表情は驚くほど豊かに変化します。
例えば、温かい緑茶ハイには、渋みが少なく香り豊かな「深蒸し茶」がおすすめです。
また、甘みや旨味が多い「茎茶」は、ぬるめのお湯で淹れるとまろやかさが際立ちます。
その他、「玉露」を使えば、焼酎の甘みを引き立てる濃厚なコクが楽しめ、「玄米茶」なら香ばしさが際立つ個性的なドリンクになります。
このように、お茶の種類で味わいが変わるのはもちろんのこと、実は淹れる温度によってもその表情は大きく変化します。
「種類ごとの味わい」と「ベストな温度帯」、この二つを知ることで、自分の好みに合った緑茶ハイが作りやすくなるでしょう。
まとめ
さいごに、緑茶ハイについての要点を整理しておきます。
- 緑茶ハイは焼酎を緑茶で割ったシンプルなお酒
- 糖質はほぼゼロで、100mLあたり25〜30kcalと低カロリー
- 緑茶ハイは「焼酎+緑茶」、お茶ハイは「焼酎+お茶全般」という違い
- カフェイン・カテキン・ビタミンCにより、二日酔いの軽減が期待される
- 作り方には「氷あり・氷なし・ホット」があり、それによって風味が異なる
- 焼酎を割る比率は、アルコール度数が20度なら1:1、25度なら1:2がおすすめ
- 緑茶の種類や、淹れる温度によって、さまざまな味が楽しめる
ご自身のライフスタイルや体調に合わせて、適量を意識しながら緑茶ハイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 監修者のご紹介 -
参考文献
オーシーエス東都株式会社「緑茶ハイの度数はどれくらい?酔いやすさと適量を解説」
https://www.touto1978.com/ryokuchahai-alcohol/
お茶バカ爺さんの食べる茶本舗「緑茶ハイのカロリーや糖質は?ダイエットや健康におすすめの理由も」
https://ochabakajisan.com/blog/25855/
煎茶堂東京オンライン「バーテンダーに訊く焼酎のお茶割りの世界。美味しい煎茶で最高の緑茶ハイを」
https://shop.senchado.jp/blogs/recipe/20200902_158
佐々木製茶株式会社「茶の庭オンラインショップ|二日酔い対策にお茶は効く?緑茶など予防におすすめの飲み物」
https://www.chanoniwa-online.com/blog/column/hangover/
杉養蜂園「二日酔いはなぜ起こるつらいときにおすすめの食べ物も紹介」
https://www.0038.co.jp/en/ec/news/detail.php?news_id=393
株式会社ドクターナウ「飲み会で酔いにくくするには?お酒が早く酔う原因と避けるべき行動」
https://doctornow.jp/content/magazines/飲み会で酔いにくくするには-お酒が早く酔う原因と避けるべき行動
東京福祉大学「東京福祉大学・大学院紀要(第6巻・第2号)栗原久|日常生活の中におけるカフェイン摂取-作用機序と安全性評価-」
https://www.tokyo-fukushi.ac.jp/introduction/research/images/bulletin/bulletin06_02.pdf
Medicalook「医師監修|エナジードリンクとお酒を一緒に飲んで大丈夫?危険性はある?」
https://medicalook.jp/energydrink-alcohol/
三菱食品株式会社「たのしいお酒.jp|緑茶ハイは低糖質・低カロリー!焼酎と緑茶で作る緑茶ハイのおいしい魅力」
https://tanoshiiosake.jp/7552
株式会社ライフドリンク カンパニー「LIFEDRINKオンラインストア|緑茶ハイの作り方とは?おすすめの割合やアレンジレシピを紹介」
https://www.lifedrink.co.jp/column/column/column-317
