健康的な便の状態とは?排便の仕組みと理想的な便の状態を解説 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム 健康的な便の状態とは?排便の仕組みと理想的な便の状態を解説 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ – 日本トリム
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みなさんは、排便について意識していますか?

“便は健康のバロメーター”とも言われるように、日々の排便は体の状態を表す重要なものです。最近では、チェックシートやアプリなどを利用して自分の排便を記録する方も増えています。

そこで今回は、便が体内で形成されてから排出されるまでのメカニズムや、理想的な排便回数、便の状態などについて詳しくみていきます。ご自身の排便について、今一度見直し日々の健康管理に役立ててください。

排便のメカニズムとは?

理想的な排便がどのようなものかを知るために、排便のメカニズムについて知っておきましょう。

私たちが口にしたものは、胃や小腸、大腸を通る間に消化・吸収され、残りが便として排出されます。食べたものが便として排出されるまでには、24~72時間ほどかかると言われています。ここでは排便までの流れや、各器官の働きを確認します。

消化と吸収

体内に取り込まれた食べ物は、栄養素として吸収しやすい状態に「消化」されます。

まずは口腔での咀嚼です。歯で食べ物を細かくすると同時に唾液と混ぜ合わせて消化しやすい形にします。噛み砕かれた食べ物は食道を通って胃へと運ばれ、胃の蠕動(ぜんどう)運動と胃液によってドロドロの粥状にされます。続く十二指腸では、腸液や膵臓から送られる膵液により本格的な消化が進められます。こうして分解されたものが小腸から吸収され、残りが大腸へと運ばれるのです。

便の形成

小腸から続く大腸は長さ1.5~2mほどの臓器で、小腸をぐるっと囲むように位置する「結腸」と、肛門から20cm程度の「直腸」からなります。

小腸から大腸へと運ばれる内容物のうちのほとんどは水分が占めています。大腸はその水分を吸収し、残りのカスから便を形成して肛門へ運搬するという機能を果たす臓器です。大腸は、内容物を腸管の入口から出口へと向かって搾り出す蠕動(ぜんどう)運動を行いながら、便を直腸へと運んでいます。

このような腸の運動は、胃の中に食べ物が入った刺激によって強く起こることが知られています。これが「胃・結腸反射」です。この反射は、胃が空っぽの状態である朝食時に強く起こると言われています。また、人によっては家に帰宅したときや本屋にいるときなどの特定の環境で強く起こる場合もあるようです。

排泄

結腸から直腸に便が運ばれると、脊髄を通して脳に信号が送られ、”排便したい”という気持ちが生じます。これを「排便反射」と言います。肛門には、自分の意思では動かすことのできない内肛門括約筋と、自分の意思で閉じたり緩めたりできる外肛門括約筋とがあります。便意を感じた時点では内肛門括約筋は無意識に緩みますが、外肛門括約筋は意識的に閉じられています。その後トイレで排便の態勢が整い、便を出そうといきむことによってはじめて、外肛門括約筋が緩んで便が排出されるのです。

理想的な排便とは?

では、健康な人の便とはどのようなものなのでしょうか。

排便のメカニズムを確認できたところで、理想的な排便の回数やタイミング、便の状態について確認しましょう。

適切な排便の回数には個人差がある

排便の回数には個人差があるため、一概に「何回あれば良い」とは言えません。1日に1回排便があるのが理想ですが、2~3日に1回でも腹痛などがなければ問題はありません。便をしたいという気持ちがあるのに出ない場合や、お腹の張りを感じる場合には、便が出にくくなっている状態、すなわち便秘であると言えるかもしれません。

反対に排便回数が多くて不安という方もいるかもしれませんが、1日3回程度の排便であれば正常の範囲内だと考えられています。こちらの場合も、回数の多さとともに下痢や腹痛などがある場合には、腸の運動が過敏になっているなどのトラブルが考えられます。

排便のタイミングが重要

回数だけではなく、排便のタイミングにも気を付けましょう。

先ほども述べたように、排便のメカニズムにおいては「胃・結腸反射」と「排便反射」の2つが重要な役割を果たしています。これらの反射が起きたときに自然と排便できるのが、もっとも理想的な状態です。

「排便反射」によって便意を感じたのに我慢してしまうと、肛門付近に滞留した便からどんどん水分が吸収されて余計に出しづらい状態になってしまいます。さらに常に直腸に便がある状態だと、センサー自体が鈍くなり、便意を感じなくなってしまうこともあると言われています。便意を感じたときが排便の最適なタイミングですから、我慢しないで排便するよう意識してみてください。

また、「胃・結腸反射」がもっとも起こりやすいのは朝食時と言われていますから、なるべく朝食後にトイレタイムを確保することがおすすめです。とくに子供のうちから朝食後の排便習慣を身に着けておくと、便秘に悩まされることも少なくなり、体の調子も整います。また、朝起きる時間が早くなる、朝食をしっかり食べられるようになるなど、生活リズムが整うという二次的なメリットもあります。

自分の便をチェックしよう

便の成分は、およそ70%が水分で、残りは食べカスや腸内細菌と言われています。理想的な便は、水分を適度に含んだバナナ状の便です。泥のような便や水様便は、ストレスや食べ過ぎなどによって腸の働きが過敏になることで、水分がきちんと吸収されないまま排出されてしまうものです。一方カチカチの塊のような便は、腸の動きが停滞して便が腸内に長く留まることで、水分が吸収されすぎてしまったものです。腸の機能の低下のほか、水分不足もその原因として挙げられています。

一過性の下痢や便秘であればそれほど心配いりませんが、長く続く場合には生活習慣などに原因がないか考えてみましょう。また、健康診断で定期的に腸の状態をチェックしてもらうこともおすすめです。

もうひとつのチェックポイントは、便の色です。便は、胆汁に含まれる成分によって黄褐色になるのが普通です。下痢のときはやや黄みが強くなり、食べ過ぎの場合には茶色が強くなると言われます。もし赤や黒色の便が出る場合には腸のどこかで出血している可能性もありますから、念のため病院を受診したほうがよいかもしれません。

何気なく排便を済ませてしまうのではなく、便の様子をチェックすることで、腸の状態を把握したり、食生活を見直したりするのに役立てていただきたいと思います。

スムーズな排便のためにおすすめの水とは?

スムーズな排便のためには、バランスの良い食事や適度な運動に加え、こまめな水分補給を行うことも大切です。水分補給には、便に含まれる水分量を増やして出しやすくしたり、腸の運動を促進する効果が期待されています。とくに朝起きたときにコップ一杯の水を飲むと、腸の運動が促進され、便が出やすくなると言われています。

さらにどんな水を飲むかということも重要です。せっかくならスムーズな排便に役立つ水を選びたいですよね。

そこでおすすめしたいのが、整水器によって作られる電解水素水です。整水器は胃腸症状改善の効果が認められた医療機器であり、胃腸の働きを良くしてお通じを良好にします。水道水と同じように手軽に使えて、水を購入したり空き容器を処分したりする手間もかかりません。毎日の水分補給で手軽にお腹の調子を整えられるのは魅力です。

まとめ

今回は、排便のメカニズムや理想的な排便の状態について見てきました。便は体の状態を示す重要なバロメーターのひとつです。排便の回数やタイミング、便の状態などをチェックして健康管理に役立てましょう。

毎日の水分補給から胃腸症状の改善に役立つ電解水素水もおすすめです!

<参考文献>
「消化・吸収のメカニズム」排泄ケアナビ|ユニ・チャーム
(https://www.carenavi.jp/ja/jissen/ben_care/shouka/shouka_01.html)
「排泄のメカニズム」建設コンサルタンツ協会
(https://www.jcca.or.jp/kaishi/271/271_toku2.pdf)
「6.便でわかる体の状態」一般社団法人愛知県薬剤師会
(https://www.apha.jp/medicine_room/entry-3543.html)
「うんちっておもしろい」神奈川県衛生研究所
(https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/014_kids/14_infection_013.htm)